[記事公開日]2016/03/16
[最終更新日]2016/04/05

望遠鏡は1608年に作られ、天体を宇宙観測したのは1609年のガリレオが世界初

     NASAが開発を進めている「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」

オランダのリッペルハイが1608年に初めて望遠鏡を作成

望遠鏡が初めて作られたのは、1608年にオランダのハンス・リッペルハイという人物によるものだとされています。

眼鏡職人であったリッペルハイは、筒の両端に2枚のレンズをはめ込んだ簡単な望遠鏡を製作し、「kijker」と命名して、1608年10月2日に、オランダ総督に特許申請をしています。(同年10月14日に別の人物も特許申請を行ったので、この同時申請のため特許はどちらにも下りなかったと言います。)

ガリレオ・ガリレイは、ハンス・リッペルハイの発明を知った後、早速自分でも望遠鏡を作り、1609年7月、世界で初めて望遠鏡を天体に向けて宇宙を覗きました。

 

ガリレオ・ガリレイが1609年7月、世界で初めて望遠鏡で宇宙を観測

ガリレオ・ガリレイは、1609年7月に世界で初めて望遠鏡を天体に向けて宇宙を覗きました。

それだけではなく、『月の観測史における望遠鏡の時代はガリレオが先駆けとなりアポロ計画の予備調査まで』、こちらの記事の中でも書きましたが、ガリレオ・ガリレイが、月の観測結果を残した最初の人物ともなりました。

ガリレオ・ガリレイは同じ年の1609年11月30日、月を観測し、月が天体であることを理解したと言います。

望遠鏡には色々な種類がありますが、ガリレオ・ガリレイや、その後ケプラーが作った望遠鏡などは、対象物に近い方の対物レンズと、目の側の接眼レンズを組み合わせて見る屈折望遠鏡ですが、対物レンズの代わりに鏡を使って像を映して見る反射望遠鏡もあります。

 

現在では光学赤外線望遠鏡やX線望遠鏡・電波望遠鏡などの巨大望遠鏡に進化

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望遠鏡はやがて大型化してきて、19世紀に入ると主鏡の直径が1メートル以上もあるものも作られるようになりましたが、現在ではさらに進化してきて、主鏡の直径が7~10メートルもある巨大な望遠鏡も作られています。

ハワイのマウナケア山には日本の「すばる望遠鏡」がありますが、主鏡の直径が8.2メートルもあると言います。

『「補償光学」という技術によって地球上の望遠鏡でも宇宙の望遠鏡を上回る鮮明な像が実現』、こちらの記事の中でも書きましたが、こうした望遠鏡は目に見える光(像)を見るので光学望遠鏡と呼ばれますが、「すばる望遠鏡」は赤外線も観測しますので、光学赤外線望遠鏡と呼ばれています。

また、望遠鏡には他にX線望遠鏡や電波望遠鏡などもあります。

『ALMA望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)にはパラボラアンテナ66台が設置』、こちらの記事の中でも書きましたが、南米チリにあるALMA望遠鏡(アカタマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は、日本・北米・欧州などが共同で建設した、高精度パラボラアンテナを66台も組み合わせた「干渉計」方式の巨大電波望遠鏡として有名です。

また、1990年には宇宙空間から宇宙を観測する「ハッブル宇宙望遠鏡」をNASA(アメリカ航空宇宙局)が打ち上げています。

そして、「ハッブル宇宙望遠鏡」の後継機としてNASA(アメリカ航空宇宙局)が開発を行っているのが、赤外線観測用宇宙望遠鏡である「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」になります。

「ハッブル宇宙望遠鏡」の主鏡が2.4メートルなのに対して、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の主鏡は6~8メートルにもなるとのことであり、NASA(アメリカ航空宇宙局)では2018年以降の打ち上げを目指して開発が進められていると言います。

 

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