[記事公開日]2016/06/05

イーロン・マスク氏のスペースX社が、有人宇宙船での火星探査を2024年に計画

 スペースX社の最高経営責任者イーロン・マスク氏

イーロン・マスク氏のスペースX社が2024年に有人火星探査計画

天才的起業家として知られるイーロン・マスク氏が率いるアメリカ宇宙企業スペースX社が、早ければ2024年にも人を乗せた有人宇宙船を火星に向けて打ち上げる計画を発表しました!

これは、6月1日に、カリフォルニア州で開かれたオンラインメディア「リコード」のイベントで概要が明らかにされたものになります。

もし予定通り2024年に有人火星探査が実現すれば、NASA(アメリカ航空宇宙局)が2030年代に計画している有人火星探査に先駆けて、民間企業が火星に初めて人を送る可能性が出てきたということになります。

アメリカ宇宙企業スペースX社のイーロン・マスク最高経営責任者は、全て計画通りに行けば、おそらく2024年には有人宇宙船を打ち上げ、2025年には火星に到着するはずだと述べており、今年9月にメキシコで開かれる第67回国際宇宙会議(IAC)で詳細を公表するとしています。

 

宇宙船「レッドドラゴン」による2018年の無人火星探査が布石

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イーロン・マスク氏は、地球との位置関係で約2年に一度の頻度で訪れる火星への打ち上げの好機を、2018年以降は毎回逃さず利用する考えを示しました。

『イーロン・マスクのスペースX社が無人宇宙船「レッド・ドラゴン」で2018年に火星探査』、こちらの記事の中でも書きましたが、イーロン・マスク氏率いるスペースX社は、2018年に無人宇宙船「レッドドラゴン」での火星探査計画を4月27日に発表しています。

2018年に計画している、スペースX社の無人宇宙船「レッド・ドラゴン」による無人火星探査の試みは、将来の火星入植を目指し、物資や人の輸送を見据えた実験となるようです。

まずは2018年の無人宇宙船「レッド・ドラゴン」による火星軟着陸を成功させてから、2024年の有人宇宙船打ち上げにつなげる構想とみられます。

無人宇宙船「レッド・ドラゴン」の計画には、NASAも技術的な支援や協力を表明していました。

スペースX社は無人宇宙船「レッド・ドラゴン」が火星に着陸する際に得られるデータを提供し、NASAはその見返りとして、同社に対して技術的な支援を行うようです。

火星への大気圏突入、下降、着陸に関するデータをスペースX社から提供してもらう代わりに、NASAからは無人宇宙船「レッド・ドラゴン」を火星に着陸させる計画への技術サポートを行うことになります。

スペースX社は、NASAの委託を受けて国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給船「ドラゴン」を打ち上げてきた実績を持っており、来年2017年には、国際宇宙ステーション(ISS)にNASAの宇宙飛行士を運ぶ有人宇宙船の打ち上げも計画しているようです。

そして、なんと、イーロン・マスク氏自らも、4、5年以内の宇宙飛行を検討していることを明らかにしたとのことであり、地球を回る軌道に打ち上げる有人宇宙船への搭乗を検討しているようです!

 

有人火星探査は、NASAよりも先に民間組織が達成する可能性が大きい

有人火星探査をめぐっては、NASAも現在、2030年代の実現を目指して、超大型ロケット「スペース・ローンチ・システム」と宇宙船「オライオン」の開発を進めていますが、NASAよりも先に、スペースX社などの民間組織が、有人火星探査を実現する可能性が大きいと言えます。

もし、計画通りに2024年に有人宇宙船を打ち上げ、2025年には火星に到着することになれば、NASAよりも大幅に早くスペースX社が有人火星探査を実現させることになります。

また、『「マーズワン」プロジェクトにおける2023年4月人類初の火星移住計画は実現可能か?』、こちらの記事の中でも書きましたが、オランダのNPOによる民間プロジェクト「マーズワン」計画では、2023年4月に、最初の4人を火星に移住させる計画になっています。

人類初の有人火星探査は、NASAよりも先に、アメリカの宇宙企業スペースX社や、オランダの民間プロジェクト「マーズワン」計画などによって、達成される可能性が大きいのかも知れません。

また、NASAが2030年代に計画している有人火星探査も、スペースX社との協力が進むことで、計画の変更や、より早い時期に実現する可能性もあります。

いずれにしても、人類初の有人火星探査が実現し、人類が初めて火星に降り立つ日は、かなり近付いていると言えますので、これからが本当に楽しみです!

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