[記事公開日]2016/01/20
[最終更新日]2016/04/09

銀河系宇宙(天の川銀河)は2000億個もの恒星を持つ棒渦巻銀河

銀河系宇宙(天の川銀河)が星の集団であることに最初に気付いたのはガリレオ・ガリレイ

私たちの太陽系は、銀河系宇宙(天の川銀河)に属しています。

そして、銀河系宇宙(天の川銀河)のような銀河が、少なくとも数千億個以上存在すると推定されていますので、現在では、銀河系宇宙(天の川銀河)は、宇宙にたくさん存在している銀河の中のほんの一つでしかないことが分かっています。

しかし、長い間、天の川が宇宙全体であると考えられていたそうです。

そして、最初に天の川を望遠鏡で観測し、星の集団であることに気が付いたのは、天文学者のガリレオ・ガリレイでした。

天の川が遠く離れた星々からなっているという説を最初に唱えたのは紀元前400年頃の学者デモクリトスだとされていますが、実際に望遠鏡を使って観測したのは、ガリレオ・ガリレイが最初のようです。

ガリレオ・ガリレイは1609年に望遠鏡を使って天の川を観測し、天の川が無数の星の集まりであることを確認しました。

また、18世紀にはウィリアム・ハーシェルが天の川全体を調べ、太陽系も銀河系宇宙(天の川銀河)に属していることが分かりました。

1788年にウィリアム・ハーシェルが恒星の見かけの明るさを距離に対応付けることで恒星の3次元的な空間分布を求める係数観測を行い、天の川が直径約6千光年、厚みを約1100光年の円盤状の構造であるとし、太陽がそのほぼ中心にあるとしたようです。

しかし、宇宙に銀河系宇宙(天の川銀河)のような銀河がたくさん存在することが分かったのは、つい1920年代のことだと言います。

そして、1958年にはヤン・オールトによって21cm線による電波観測が行われ、これによって銀河系が渦巻銀河であることが明らかになりました。

さらには、1980年代に入ると、銀河系宇宙(天の川銀河)が普通の銀河ではなく棒渦巻銀河であると考えられるようになったようです。

2005年にスピッツアー宇宙望遠鏡によって行われた観測でもこのモデルは裏付けられており、さらには銀河系の棒構造はそれまで考えられていたよりも大きいことが明らかになっているといいます。

銀河系宇宙(天の川銀河)のディスクは直径が約8万光年から10万光年と見積もられているようです。

 

銀河系宇宙(天の川銀河)はディスクの直径が約8~10万光年の棒渦巻銀河

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銀河系宇宙(天の川銀河)は、ディスクの直径が約8~10万光年の棒渦巻銀河で、バルジと呼ばれる銀河の中心部は、比較的古い星から出来ていて楕円形に膨らんでいるといいます。

その周りの渦を巻いた部分は「渦状腕」(うで)といい、若い星が集まっています。

太陽系はこの「渦状腕」(うで)の一つ、銀河の中心から約28000光年離れた所にあるようです。

銀河系宇宙(天の川銀河)の中心には非常に大きな質量を持つコンパクトな天体(いて座A)が存在しており、大質量ブラックホールである可能性が高いと考えられています。

そして、銀河系宇宙(天の川銀河)には約2000億個ほどの恒星があると推定されています。

 

銀河系宇宙(天の川銀河)は約2000億個の恒星の集団

大きな銀河には10兆個、小さな銀河では10億個ほどの星があると言われています。

銀河系宇宙(天の川銀河)には約2000億個ほどの恒星があると推定されていますので、それほど大きな銀河ではないとも言えます。

銀河を写真で見ると、無数の星が重なって見えますが、銀河はとても広いので、隣の星ははるか遠くにあり、星と星の間には星間空間が広がっています。

そして、銀河系宇宙(天の川銀河)の中心には、大質量ブラックホールがあると考えられていますが、現在ではほとんどの銀河が中心に大質量ブラックホールを持つと考えられているようです。

銀河系宇宙(天の川銀河)の総質量は約1兆2600億太陽質量であり、約2000億個の恒星を持ち、ディスクの直径が約8~10万光年の棒渦巻銀河だとされています。

銀河系宇宙(天の川銀河)の棒構造は約27000光年の長さを持ち、太陽系と銀河中心を結ぶ直線に対して約44±10度の角度で銀河中心を貫いており、棒構造は主に年齢の古い赤い星からなっているようです。

 

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