[記事公開日]2016/06/15

ハビタブルゾーンにある太陽系外惑星が恒星2個の連星系を公転しているのを天文学者が発見

2個の恒星と「ケプラー1647b」の想像図。(2016年6月13日提供)
AFPBB Newsより

恒星2個の連星系を公転する太陽系外惑星をハビタブルゾーンで発見

ハビタブルゾーンにある太陽系外惑星が新たに発見されました!

NASA(アメリカ航空宇宙局)の天文学者チームは、恒星2個の連星系を公転する太陽系外惑星を発見したことを発表しましたが、これは、太陽系外惑星としては最大であり、しかも、人間や生命が居住可能なハビタブルゾーンにあると言います。

これは、6月13日、アメリカのカリフォルニア州で開かれた、米国天文学会(AAS)の会議で発表されたものであり、NASAが打ち上げた「ケプラー宇宙望遠鏡」を用いて、NASAの天文学者チームが観測した成果だと言います。

今回新たに発見された系外惑星は、「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」と命名されましたが、木星程の大きさの巨大なガス状惑星だと言います。

そして、「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」は、2個の恒星の周りの広大な軌道を1107日、約3年かけて公転しているようです。

2個の恒星を公転する惑星は「周連星惑星」として知られていますが、この種の惑星の発見は、2005年以降11件目になるようです。

 

白鳥座の近くに位置する「ケプラー1647b」は地球から約3700光年

スポンサーリンク

「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」は、現在知られている他のどの「周連星惑星」よりも主星からの距離が最も離れており、いわゆる「ハビタブルゾーン(生命生存可能領域)」内に惑星が置かれる軌道にありますので、理論上は、人間が居住するのに暑すぎず寒すぎず、水が液体の状態で存在できる温度にはなっているようです。

ただ、「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」は木星のようなガス状惑星であるため、生命が存在する可能性は低いものの、もし、「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」を公転する大型の衛星があれば、そこには生命も存在し得るとのことです。

44億年前に誕生した「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」は、地球とほぼ同年齢であり、その2個の主星(恒星)も太陽と似ており、片方は太陽よりやや大きく、もう片方は太陽よりやや小さいと言います。

「ケプラー1647b(Kepler-1647b)」は、はくちょう座の近くに位置しており、地球から約3700光年の距離にあるようです。

『太陽系外に生命や水が存在する可能性がある地球型の9惑星をケプラー宇宙望遠鏡が発見』、こちらの記事の中でも書きましたが、生命や水が存在する可能性がある、ハビタブルゾーンにある太陽系外惑星は、今後もどんどん発見されてくることになると思います。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ