[記事公開日]2016/01/24
[最終更新日]2016/04/09

人類は月や木星の衛星エウロパや土星の衛星タイタンに住むことが可能か

                  土星の衛星タイタン

人類は衛星に住むことが出来るか?

私たち人類は、将来、太陽系の中にある衛星に住むことができるのでしょうか?

太陽系の中にある衛星の中で、最も身近なものといえば、もちろん、地球の衛星である月があります。

地球の衛星である月には、有人・無人での探査が行われていますが、実際に人類が住むとなると、そう簡単ではないかも知れません。

なぜなら、月には水も生物も見当たらず、大気も無いからなのです。

もっとも、月が誕生してから10億年後くらいまでは、隕石が衝突し、大量のガスや水蒸気が発生していたようです。

しかし、重力が地球の6分の1と小さいため、大気の分子は水素、ヘリウム、水蒸気、窒素、酸素と、軽いものから順に宇宙に飛び出してしまったため、現在の月には、大気がない状態となってしまいました。

そして、大気がない月では太陽の熱を蓄えることができないため、光が当たる場所では温度が120度にもなりますが、一方、光が当たらない場所はマイナス80度にも下がるといいます。

これでは、とても人類が住めるとは考えられませんが、しかし、月面基地を建設する計画が進められているようです。

NASA(アメリカ航空宇宙局)は2020年までに人類を再び月に送り込み、2024年までには月面に国際基地を建設する予定だといいます。

予定通りに行くかどうかは別にしても、将来的には、人類が月で暮らすことも可能になるのだと思います。

そして、地球の衛星である月のほかにも、人類が将来住むことが可能になるかも知れない衛星が、太陽系の衛星の中にはあるのでしょうか?

木星の衛星であるエウロパと、土星の衛星であるタイタンやエンケラドスには、生命が存在している可能性があると言われています。

 

木星の衛星エウロパと土星の衛星タイタンやエンケラドス

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木星や土星の衛星の中には、生命が存在している可能性のあるものがあり、それが、木星の衛星であるエウロパと、土星の衛星であるタイタンやエンケラドスになります。

★木星の衛星エウロパ

木星の衛星エウロパは、表面が氷で覆われていますが、氷の下には海があり、海底火山が活動していると言われています。

また、薄い酸素の大気が発生していることも分かったようですので、生命が存在している可能性があります。

★土星の衛星タイタン

土星の衛星タイタンには、窒素を主とした厚い大気があり、「カッシーニ探査機」により、メタンの霧雨が降っていることや、メタンらしい液体の海があることが分かったようです。

メタンの海があるとすれば、その中では化学反応が進み、有機物が合成されている可能性も考えられます。

★土星の衛星エンケラドス

土星の衛星エンケラドスの南極付近の地下には、液体の水で出来た地底湖が存在するらしいということを、「カッシーニ探査機」が観測しているそうです。

木星の衛星エウロパや、土星の衛星タイタンやエンケラドスには、生命が存在する可能性はあるものの、これらの衛星はどれも表面温度が低すぎて、人類が住むことはできないようです。

しかし、これら以外の衛星にも、生命が存在している可能性がもたれているようです。

今のところ、現実的には、NASAが計画している月面の国際基地が、人類が住むことになる最初の衛星になるのだと思います。

 

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