[記事公開日]2016/02/14
[最終更新日]2016/04/09

火星は楕円軌道であり公転周期が違うため2年2ヶ月ごとに地球に接近

                 地球と火星の大きさ比較

火星は2年2ヶ月(780日)ごとに地球に接近

太陽系第4惑星の火星は、地球のすぐ外側の軌道を回っていますが、地球と火星の公転周期の違いから、約2年2ヶ月(780日)ごとに地球に接近します。

地球の軌道がかなり円に近いのに対して、火星の軌道はかなり楕円形であるため、どの位置で接近するかによって両者間の距離が変わり、時に大接近を起こすことにもなります。

火星と地球の公転周期が違い、円に近い地球の軌道に対して、火星は楕円軌道であるため、火星軌道上のどの位置で接近するかによって火星と地球との距離は大きく異なり、その度合いによって、大接近とか中接近とか小接近とか呼ばれたりしています。

そして、火星が夏に近づく時は大接近となり、冬に近づく時は小接近となるようです。

 

火星が夏に近づく時は大接近、冬に近づく時は小接近となる

火星がその軌道上で遠日点(太陽から一番離れる位置=地球からも一番遠い)を通過するのは、地球の2月下旬頃であり、近日点(太陽から一番近い位置=地球にも一番近い)を通過するのは8月下旬頃とされています。

火星が夏に近づく時は6000万キロメートル前後の大接近となり、冬に近づく時は、1億キロメートルくらいの小接近になると言います。

つまり、火星が夏に近づく時は大接近となり、冬に近づく時は小接近となり、その距離は2倍近くも違うということなのです。

2003年に火星が6万年ぶりに地球に大接近を起こし、8月末の最接近時にはマイナス2.9等の明かるさにまでなったことは、まだ記憶に新しいところです。

明るさだけではなく、地球に大接近した時と小接近した時では、当然、私たちが見る火星の視直径にも大きな違いができることになります。

例えば、大接近だった1971年の視直径は24″.9、1988年は23″.8だったのに対して,小接近だった1980年ではたったの6″.9だったと言います。

また、火星の表面が赤く見えるのは、火星の土の中に酸化鉄(赤さび)が多く含まれているからだと言います。

 

火星の表面が赤いのは土の中の酸化鉄(赤さび)によるもの

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火星の表面は、赤く見えます。

昔から火星は、赤く見えることから不吉な星とされ、夜空で大きく赤く見えると、良くないことが起こるようにさえ思われてきました。

火星の表面が赤いのは、実は、火星の土の中に酸化鉄(鉄サビ)が含まれているからです。

火星の表面には、酸化鉄や粘土質の鉱物が風化した物質が多く、それが何ヶ月にもわたって地表を吹き荒れる砂嵐によって舞い上がり、表面が赤く見えるのだそうです。

また、火星は様々な面で地球と似た惑星だとされています。

 

火星は様々な面で地球と似た惑星

火星は太陽系第4惑星であり、地球よりも1つ外側にあります。

火星の半径は地球のほぼ半分であり、表面の重力も地球の3分の1しかありませんが、それでも、火星は様々な面で地球と似た星であり、地球型惑星のようです。

火星の地殻は地球と同じようにケイ酸塩が主の岩石で出来ています。

そして、1日の自転周期は24時間37分で、自転軸が傾いているため、地球と同じように四季の変化もあるのだと言います。

ただ、気温の温度差は、地球と比べると、かなり大きいようです。

火星の大気は主に二酸化炭素で、他に窒素なども含まれていますが、薄くて保温効果も小さいため、夏の日中の気温は20度くらいになるのに対して、夜間はマイナス140度にも下がってしまうと言いますから、気温の寒暖の差は、地球に比べるとかなり大きいようです。

火星には過去において、水蒸気も含まれた濃い大気があったようですが、引力が小さいため、大気は宇宙空間へ散って行ったと考えられています。

火星は、地球より1つ外側にある惑星であり、様々な面で地球と似たところがある地球型惑星なので、今後、宇宙開発が進めば、私たちにとって、かなり身近な惑星になると思われます。

例えば、『「マーズワン」プロジェクトにおける2023年4月人類初の火星移住計画は実現可能か?』、こちらの記事の中でも書きましたが、オランダの民間プロジェクト「マーズワン」計画では、2023年4月に、最初の4人を火星に永住させる予定になっています。

また、『テラフォーミングという「惑星地球化計画」で火星は人類が住める星になる?』、こちらの記事の中でも書きましたが、「火星テラフォーミング」と言って、火星に大気を作り、人類が住める惑星に作り変えてしまおうという、「地球化」「惑星化」のプロジェクトも取り沙汰されているようです。

 

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