[記事公開日]2016/02/26
[最終更新日]2016/04/09

火星に鉱物や石油などの地下資源があれば太陽系最大の鉱山になる可能性あり

 

       火星最大の火山であり、太陽系最大の火山であるオリンポス山 

火星に地下資源はあるのか?

火星という惑星は、地球の隣の惑星であり、月と並んで、将来、私たち地球人にとって、かなり身近な惑星になると考えられます。

『「マーズワン」プロジェクトにおける2023年4月人類初の火星移住計画は実現可能か?』、こちらの記事の中でも書きましたが、オランダの民間プロジェクト「マーズワン」計画では、2023年4月に、最初の4人を火星に永住させる予定だとのことです。

また、『テラフォーミングという「惑星地球化計画」で火星は人類が住める星になる?』、こちらの記事の中でも書きましたが、「火星テラフォーミング」と言って、火星に大気を作って人類が住めるような惑星に作り変えてしまおうという、「地球化」「惑星化」のプロジェクトまで取り沙汰されるような時代を迎えています。

将来、火星移住などが順次行われるようになり、火星と地球との行き来も行われるような時代を迎えると、火星の地下資源を地球でも利用するような時代が到来するかも知れません。

では、火星には地下資源はあるのでしょうか?

 

火星には鉱物や石油などの利用可能な地下資源があるかも

火星は火山活動の証拠のある惑星です。

火星最大の火山であるオリンポス山は、太陽系最大の火山としても知られています。

★オリンポス山

火星最大の火山であり、太陽系で最大の火山でもあります。

周囲の地表から約27000メートルまで山体が立ち上がっており、エベレストの3倍程度に相当する高さになります。

火星の標高基準面からの高度は25000メートルあり、裾野の直径は550キロメートル以上もあると言います。

また、山頂には富士山がほぼ収まってしまうほどの巨大なカルデラがあり、カルデラの長径は80km、短経は60km、深さは3.2kmにもなるようです。

オリンポス山のカルデラがこれほど巨大化したのは、火星ではプレート移動が起こらないため、ホットスポット上に火口が留まり続けたためではないかと考えられているようです。

オリンポス山は、長らく死火山だと思われていましたが、2004年12月23日、ドイツ・ベルリンのチームが240万年程前に噴火した形跡を発見し、将来の噴火の可能性もあると発表し、活火山である可能性が指摘されたそうです。

火星の火山は数十億年という長い寿命の中で数十万年から数百万年にわたり活動を休止することもあると言います。

太陽系最大の火山であるオリンポス山の存在でも知られているように、火星は火山活動の証拠のある惑星であるだけでなく、近年の探査により、干上がった川や干上がった湖と解釈できる地形が次々と表面に見つかっているようです。

 

15億年前、火星には大洋があった

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15億年前、火星の大気はもっと濃く、気温も高く、雨が降ったり雪が降ったり、川が大洋に流れ込んでいたと推定されています。

しかし、15億年の間に、火星の大洋はすっかり火星から失われてしまったようであり、大気の上層から水蒸気がそのままあるいは酸素原子と水素原子に分解して宇宙空間に逃げていったと考えられています。

それと同時に、大気そのものも失われてしまい、気圧は低くなり、温室効果が働かなくなって気温も下がったようです。

これにより、現在、火星には液体の水は存在できないのだと言います。

しかし、火星に火山も水もあったならば、地球と同様に、温泉や海の働きで鉱床ができていてもおかしくはありません。

火星に見られる堆積岩層は、水の底で形成されるものなので、火星に湖や浅い海が存在した証拠と考えられています。

 

火星は将来、太陽系最大の鉱山になるかも知れない

火星に火山も水もあったならば、地球と同様に、温泉や海の働きで鉱床ができていてもおかしくはないということになります。

しかも、地球の鉱床の多くは手の出せない海底にありますが、火星の海は都合がよいことに干上がっていますので、取り放題であるとも言えます。

大気が薄いことと、消費地である地球から何億kmも離れている点を解決すれば、将来、火星は太陽系最大の鉱山になるかも知れませんので、大きな可能性を秘めていると言えます。

火星の大洋には生命がいた可能性もありますので、生命活動の産物である石油資源も存在する可能性があります。

もし、かつて火星の大洋に生命が存在していたとすれば、生命活動の産物である石油資源も無いとは言い切れないということになります。

 

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