[記事公開日]2016/04/26

太陽電池で世界一周を目指す飛行機「ソーラー・インパルス2」が太平洋横断に成功

  太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいるスイスの飛行機「ソーラー・インパルス2」

太陽電池のエネルギーだけで飛ぶソーラー飛行機が太平洋横断に成功

太陽電池のエネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機が、太平洋横断に見事成功しました!

太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいるスイスの飛行機「ソーラー・インパルス2」が、4月23日、アメリカのカリフォルニア州シリコンバレーの飛行場に到着し、太平洋横断に見事に成功しました。

「ソーラー・インパルス2」は4月21日にハワイを出発して、62時間以上にわたって飛行を続け、無事、カリフォルニア州の飛行場に到着しましたが、ハワイではなんと、バッテリー修理のために9か月ほど留まっていたようです。

「ソーラー・インパルス2」は、太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいる1人乗りプロペラ機であり、昨年の2015年3月、アラブ首長国連邦(UAE)から東回りで世界一周を開始していました。

 

「ソーラー・インパルス」はスイスの有人ソーラー飛行機プロジェクト

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今回、太平洋横断に成功したソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2」は、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で進行中の、有人ソーラー飛行機プロジェクトの2号機(本番機)になります。

このプロジェクトを主催しているのは、世界初の気球による無着陸地球一周を成功させたベルトラン・ピカール氏ですが、この「ソーラー・インパルス」プロジェクトにおいても、太陽エネルギーを動力源とする有人固定翼機で世界一周することを最終目的としています。

ベルトラン・ピカール氏が「ソーラー・インパルス」のプロジェクトを開始したのは2003年のことであり、その後様々な分野の専門家50人が6カ国から集まり、約100人がアドバイザーとして関与してしていると言います。

プロジェクトの資金は、ドイツ銀行などを主要スポンサーとする私企業が出資しているようです。

最初の1号機は、自力で離陸でき、最長36時間を連続飛行できることを目標として製作されました。

そして、2010年7月7~8日にかけて、9時間の夜間飛行を挟んで連続26時間の飛行を成功させています。

このプロトタイプ機の経験に基づいて、やや大きめの2号機(本番機)として「ソーラー・インパルス2」が製作されました。

本番機として製作された2号機の「ソーラー・インパルス2」は、当初、20日~25日かけて世界一周する予定で、2015年3月9日に中東のアラブ首長国連邦(UAE)を出発しました。

ところが、太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいるスイスの飛行機「ソーラー・インパルス2」の旅は、想定外の旅となったようです!

 

ハワイではバッテリー修理のため9か月間飛行中断

「ソーラー・インパルス2」は、当初、20日~25日かけて東回りで世界一周する予定で、2015年3月9日に中東のアラブ首長国連邦(UAE)を出発しました。

そして、6月には、中国からハワイへ向かう予定でしたが、天候不良のため愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に緊急着陸しました。

そして、日本の名古屋からハワイへ向かうことになった訳ですが、約5日間にわたる過酷な行程でバッテリーが損傷してしまい、ハワイで飛行の中断を余儀なくされることになりました。

バッテリー修理のため、なんと、9カ月ほどハワイに留まることを余儀なくされたのです。

そして、今回、晴れてめでたく飛行再開できる状態になり、ハワイからアメリカ本土のカリフォルニア州に向けて飛行再開となりました。

太陽電池だけで世界一周飛行に挑んでいるスイスの飛行機「ソーラー・インパルス2」は、4月21日にハワイを出発し62時間以上にわたる飛行の末、4月23日、アメリカのカリフォルニア州の飛行場に無事到着し、太平洋横断に見事に成功しました。

操縦したのは、このプロジェクトの代表であり、冒険家でもあるスイス人ベルトラン・ピカール氏です。

ベルトラン・ピカール氏は着陸後、「完璧なフライトだった」と世界一周実現に自信を見せたとのこと。

太陽電池のエネルギーだけで空を飛ぶソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2」が、無事、残りのルートを飛行して、世界一周飛行できるのかが楽しみです。

 

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