[記事公開日]2016/02/24
[最終更新日]2016/04/09

月は毎年3cmずつ遠ざかっており100億年後には地球の直径の43倍の位置まで離れる

月はどんどん地球から離れている

『月は1ヶ月で作られたというスーパーコンピューターによるシュミレーションがある』、こちらの記事の中でも書きましたが、月が誕生したときは、かなり地球に近い場所にありましたが、次第に遠ざかるようになり、現在では、地球の直径の30倍の位置にいると言います。

そして、月が地球から遠ざかる原因になったのは、地球と月の潮汐力によるものなのです。

潮汐力により月は地球から毎年3cmずつ遠ざかっている

地球上では主に月の潮汐力を受けて、潮の干満が起こりますが、大量の海水が潮汐力に反応するまでには時間がかかると言います。

地球は自転していますので、ラグビーボール状に盛り上がった海水面の長軸は地球と月を結ぶ線から外れてしまい、この盛り上がった部分が、月を振り回し、月の軌道を少しずつ大きくするのだと言います。

現在、月は毎年3cmずつ地球から遠ざかっており、100億年後には、何と地球の大きさの43倍の位置まで離れるのだと言いますから、月と地球との距離は、現在の約1.5倍まで伸びる可能性があるということになるようです。

そして、潮汐力の影響により、地球の自転速度も遅くなり、1日が長くなるようです。

 

潮汐力の影響で地球の自転速度が遅くなり、1日が長くなる

潮汐の変化は24時間50分周期ですが、地球の自転は24時間ですので、ゆっくり回る海水の中を地球が速く自転していることになります。

このため、地球の固体部分と海水の間に摩擦が働き、この摩擦がブレーキとなって、地球の自転速度は遅くなるそうです。

4億年前のサンゴ化石に残っている1日周期の「日輪」と1年周期の「年輪」を比べることによって、1日の長さを推定すると、その当時の1年が430日であったことが分かったと言います。

1年の長さは変わりませんから、1日が19時間で、地球が今よりも速く自転していたことになるようです。

そして、10億年後には、1日が31時間になるのだと言います。

 

40億年前の地球は、潮汐力が現在の100倍以上

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また、40億年前には、既に地球には海洋があったようですが、その当時、月は地球のすぐ近くにありました。

このため、地球のすぐ近くを回る月によって、潮汐力は現在の100倍以上も強かったのだと言います。

約40億年前、月が地球のすぐ近くにあった時、潮汐力は現在の100倍以上も強かったので、潮の満ち引き(干満)の差も100m以上もあった筈だと考えられているようです。

もしそうであるならば、40億年前の地球の海岸の地形は、現在とは全く違っていた筈だということになります。

 

もし月が無かったら、干満の差は小さくなり、約2週間毎の大潮と小潮は無くなる

『月は1ヶ月で作られたというスーパーコンピューターによるシュミレーションがある』、こちらの記事の中でも書きましたが、約45億年ほど前、出来たばかりの地球に火星サイズ(地球質量の1/10程度)の天体が斜めに衝突して、これが月になったと考えられています。

もしそうだとするならば、火星サイズ(地球質量の1/10程度)の天体が斜めに地球に衝突しなければ、月は無かったことになります。

隣の惑星である金星を見れば、地球も月を持たなかった可能性が充分考えられます。

もし月が無かったならば、潮の満ち引き(干満)の主役である月がいなくなる訳ですから、日毎の干満の差は小さくなり、約2週間毎に繰り返す大潮と小潮は無くなるのだと言います。

 

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