[記事公開日]2016/04/05

宇宙飛行士の給料はJAXAやNASAでも手当込で年収数百万円~で意外と年俸は高くない

宇宙飛行士の気になる給料は?

宇宙へ一度行ってみたいという思いは、多くの人が持っていると思います。

宇宙飛行士という仕事は、多くの人にとって、憧れの職業の一つかも知れません。

宇宙服にさっそうと身を包んだ宇宙飛行士たちは、本当に格好いいですが、彼らはいったいどのくらいの給料をもらっているのかは、誰しも気になるところかも知れません。

『宇宙飛行士憧れの国際宇宙ステーション(ISS)での仕事は過酷な生活環境下での激務』、こちらの記事の中でも書きましたが、国際宇宙ステーション(ISS)での宇宙飛行士たちの仕事というのは、相当な激務であり、精神的にも肉体的にも、タフさが求められます。

そして、もちろん、宇宙飛行士の選抜試験に募集して、倍率数百倍ともなる超難関を突破しなければなりませんので、優秀であることも条件です。

ですから、宇宙飛行士たちの給料というのは、かなり高給なのではないかと考える人たちが多いと思います。

ところが、宇宙飛行士たちの給料というのは、それほど高くないようです。

 

意外に高くない宇宙飛行士たちの給料

宇宙飛行士たちの給料が、実際にどれくらいなのか、見てみましょう。

日本人が宇宙飛行士になるためには、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が行う宇宙飛行士募集の選抜試験に見事合格する必要があります。

『宇宙飛行士募集の選抜試験では日本人でも英語は必要で自然科学分野の実務経験なども条件』、こちらの記事の中でも書きましたが、前回の募集が行われたのは、2008年のことですので、10年近く宇宙飛行士の募集は日本では行われていないことになります。

2008年にJAXAが宇宙飛行士の募集を行った際、応募条件の他に、処遇についても記されていましたが、次のような内容でした。

☆ 処遇<参考 平成20年1月1日現在>

* 給与は、宇宙航空研究開発機構職員給与規定によります。

* 採用時本給は、大卒30才約30万円、大卒35才で約36万円。

* 昇給:年1回、賞与:年2回(6月、12月)

* 諸手当:扶養手当、住居手当、通勤手当、特殊勤務手当、他。

* 宿舎:独身用及び世帯用を用意。空室状況により入居できない場合は、宇宙航空研究開発機構の規定により住宅手当を支給。

各種社会保険完備の他、福利厚生もあり、定年は60才となっていました。

これで見ると、月給自体は、それほど高いという訳でもないということが分かります。

危険手当に当たるような特殊勤務手当というのも、プラス数万円~10万円位のようですので、諸手当を含めた月収というのは、思ったほど多くはないようです。

そうなってくると、年2回(6月、12月)のボーナスがどれくらいなのかが気になるところですが、ボーナスを入れても、年収は数百万円くらいで、なかなか年収1000万円以上にはならないようです。

日本人宇宙飛行士は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が募集を行い、採用後はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の職員給与規定に準じて支給されますので、一般の人がイメージするほど高給という訳ではありません。

ただ、実際に国際宇宙ステーション(ISS)でのフライトが決まると、給料はかなりアップするようです。

 

宇宙への憧れとミッションに対する強い覚悟・責任感が必要

 

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日本人宇宙飛行士の募集は、前回の2008年から10年近く行われていませんが、アメリカにおいては、つい数ヶ月前(2015年12月~2016年2月)、NASA(アメリカ航空宇宙局)が宇宙人飛行士の募集を行っていました。

今回NASAが行った宇宙飛行士募集に際しての、気になる給料は、年間6万6000ドル(約810万円)~14万4000ドル(約1770万円)とのことですので、アメリカにおいても、一般の人たちとそれほどかけ離れている訳ではありません。

宇宙飛行士を希望する人たちは、お金よりも、宇宙への憧れを強く求めているのかも知れません。

日本人女性初の宇宙飛行士となった向井千秋さんは、外科医から宇宙飛行士に転身されましたが、それに伴い、収入も下がったそうです。

お金・収入よりも、宇宙への憧れの気持ちのほうが強かったのかも知れません。

前回の2008年にJAXA(宇宙航空研究開発機構)が行った日本人宇宙飛行士の募集では、3名の募集枠に対して、なんと963名の募集者が集まりました。

963名もの様々な人たちが、様々な思いを胸に抱いて、宇宙飛行士の募集に応募されたのだと思いますが、宇宙への憧れの思い、そして、ミッションに対する覚悟は、お金を求める思いよりも強かったのだと思います。

そうでなければ、宇宙での過酷なミッションに挑んで大きな責任を果たすことはできないと思います。

前回の2008年にJAXAが行った宇宙飛行士募集において、3名の方が選抜試験に見事合格しました。

その中の1人が油井亀美也さんであり、2015年7月から12月までの141日間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、日本の実験棟「きぼう」にて科学実験やステーションの運用に携わりました。

油井亀美也宇宙飛行士が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)に、日本の無人補給船「こうのとり」5号機が打ち上げられ、油井さんが「こうのとり」をロボットアームで見事にキャッチ(キャプチャー)して、日本人宇宙飛行士として初めての大役を果たしたのは、記憶に新しいところです。

宇宙飛行士たちの仕事は、一歩間違えれば命を失うような危険なミッションであり、精神的にも肉体的にも本当のタフさが求められます。

宇宙への強い憧れの思いと強い覚悟・責任感がなければとうてい務まらない仕事だと思います。

日本においてもアメリカにおいても、宇宙飛行士たちの給料というのは、一般の人たちとそれほどかけ離れている訳ではありません。

しかし、宇宙飛行士たちが抱いている宇宙への憧れの思いと、ミッションに対する覚悟・責任感は、一般の人たちよりも群を抜いて強い筈だと思います。

 

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