[記事公開日]2016/02/22
[最終更新日]2016/04/09

宇宙から見た地球の温度は太陽定数からの計算でー18度だが温室効果で15度となり丁度良い

地球の温度は「ちょうど良い」

私たちが住む地球という星は、生物が住むには「ちょうど良い」温度の惑星だと言えます。

確かに、地球上には、赤道付近の熱帯地方から、北極や南極などの寒帯地方まで、様々な気候風土があって、暑い所や寒い所があります。

私たち人間の感覚からすると、暑い所や寒い所があるので、地球の気温は「ちょうど良い」というふうには、感じられない方も多いかも知れません。

しかし、宇宙的な観点からすると、地球の気温は、色々な要素が絶妙に働き、全体として「ちょうど良い」気温が出来ているのだと言います。

地球より1つ太陽に近い惑星である金星は500度にもなる灼熱の地獄であり、また、地球よりも1つ太陽から遠い惑星である火星の場合は、マイナス100度にもなる冷凍庫のような惑星です。

このことからも、私たちが住む地球という惑星が、「ちょうど良い」温度に保たれており、いかに生物が住むに適した惑星であるのかが分かるかと思います。

そして、地球という惑星が、全体として「ちょうど良い」気温になっているのは、色々な要素が絶妙に働いているからなのですが、宇宙から見た地球の温度というのは、実は、マイナス18度なのだと言います。

 

宇宙から見た地球の温度はマイナス18度

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『太陽放射から地球全体が受け取るエネルギー量は「太陽定数」で表わされる』、こちらの記事の中でも書きましたが、地球が受ける熱量は、「太陽定数」として表されます。

「太陽定数」として地球が受ける熱量は、地球の半径rでできる断面積πr2で受けますが、この断面積は、太陽~地球距離でできる大きな表面積の一部を成しています。

ところが、受けた熱を地球表面の全部4πr2で分配する訳ですから、「太陽定数」の1/4ということになります。

そして、地球が受けた熱の30%は宇宙に放射され、残りの70%が地球に届くことになりますので、「太陽定数」の1/4の70%が地球に届くことになります。

ここで、「太陽定数」を1362W/m2で計算することにします。

1362×1/4×0.7=238.4W/m2

これが、宇宙から見た地球の温度ということになりますが、この数値をステファン・ボルツマンの法則に当てはめると、地球の有効平均気温は255k、即ちマイナス18度になると言います。

宇宙から見た地球の有効平均気温は、マイナス18度なのですが、実際には、そんなに寒い訳ではありません。

これには訳があり、実はそこには、温室効果が働いているからだと言います。

 

大気による温室効果のため、地球の平均気温は15度と「ちょうど良い」

宇宙から見た地球の有効平均気温はマイナス18度なのですが、地球の大気中で、いわゆる温室効果が働いているので、地球の気温は「ちょうど良い」気温に保たれているようです。

地球温暖化で問題になっている二酸化炭素や窒素酸化物など温室効果気体と呼ばれているガスが、宇宙に逃げて行こうとする熱を吸収してくれるので、宇宙から見た地球の有効平均気温であるマイナス18度よりも暖かく保たれているようです。

こうして、地球全体での平均気温は、摂氏15度という「ちょうど良い」気温になっているのだと言いますから、まさに絶妙な仕掛けが働いていると言えそうです。

地球より1つ太陽に近い惑星である金星は500度にもなる灼熱の地獄であり、また、地球よりも1つ太陽から遠い惑星である火星の場合は、マイナス100度にもなる冷凍庫のような惑星であるのに比べると、いかに地球という惑星の気温が、私たち人間をはじめとする生物が生息するのにピッタリの、「ちょうど良い」気温に保たれているのかが、よく分かります。

まさに、天の配剤とでも言うべき、絶妙な仕掛けが働いているのだと感じます。

 

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